海外驚き「今季最大の掘り出し物」 欧州日本人がトップ3傑…5億超の市場価値に脱帽

スウォンジー戦で好プレーを見せた田中碧【写真:Getty Images】
スウォンジー戦で好プレーを見せた田中碧【写真:Getty Images】

リーズ田中碧の評価上昇、コストパフォーマンスの高さに現地注目

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドの日本代表MF田中碧がチームの中心としてハイパフォーマンスを続けている。現地メディアは今夏にわずか290万ポンド(約5億6000万円)で獲得したこの26歳は「バーゲン(掘り出し物)だった」とコストパフォーマンスの高さを取り上げている。

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 田中は現地時間11月24日に行われた第16節スウォンジー戦に先発出場。4-3と点の取り合いになった試合で決勝点の起点になるなど勝利に貢献していた。加入当初はベンチスタートが続いていたが、主力選手が負傷離脱した間にその実力をアピールし、今やスタメンの座を不動のものとしている。

 英地元メディア「MOT Leeds News」は「今夏にわずか290万ポンドでフォルトゥナ・デュッセルドルフから獲得した田中は今季最大の掘り出し物のようだ」と特集していた。

「(中盤センターでレギュラーだった)イーサン・アンパドゥとイリア・グルエフは新年を迎えたあとで復帰する見込みだが、今の調子の田中をメンバーから外れるとは考えにくい。彼はあっという間にダニエル・ファルケ監督にとってのファーストチョイスとなった」

 記事によれば、田中はここまで90分あたりのプログレッシブパス数(8.07本)とボールリカバリー数(7.14回)のがいずれもリーグトップ3にランクイン。また、インターセプト数でも1試合あたり1.50回でリーグトップ10に入っているという。正確な組み立てのパスやボールの回収、未然にピンチを防ぐインターセプトと、攻守両面での活躍が光っている。

 今節勝利でリーズはリーグ首位に浮上。プレミアリーグ昇格に向けて突き進むチームのなかで、田中は試合を重ねるごとに評価を高めている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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