ハリルがタイ戦で再びバクチ采配!  酒井高を中盤初抜擢、岡崎はCF先発 本田は3試合連続ベンチ

川島が2試合連続スタメン、UAE戦代表初ゴールの久保も連続起用

 ワールドカップアジア最終予選、本拠地タイ戦に向けた日本代表のスターティングメンバーが発表された。FW本田圭佑(ACミラン)は、11月の同予選サウジアラビア戦から3試合連続のベンチスタートになった。

 23日の敵地UAE戦で川島永嗣が起用されたGKは、そのまま川島が2戦連続のスタメンで継続起用された。最終ラインは、離脱したMF長谷部誠からキャプテンマークを受け継いだDF吉田麻也を中心に、UAE戦と同じメンバーが並んだ。

 そして、MF今野泰幸が離脱した中盤では、所属のハンブルガーSVで3戦連続ボランチを務めるDF酒井高徳が起用された。バヒド・ハリルホジッチ監督の就任以来、酒井高徳がボランチで起用されるのは初めてのことになる。長谷部、今野、MF高萩洋次郎と離脱者が相次いだ穴を埋められるか注目の存在になる。

 FW大迫勇也が離脱した前線は、FW岡崎慎司をセンターに起用し、右にUAE戦で先制ゴールのFW久保裕也、左に同予選4ゴールのFW原口元気が起用された。

 ハリル監督が選手たちに「一つの罠」と伝えたタイ戦は、勝ち点3が求められる。前日会見で報道陣から「サプライズ枠」に入れられる屈辱を味わった本田だが、その“サプライズ”は起こらず。日本代表はワールドカップ6大会連続出場へ向け、順調な歩みを進められるか。

 日本代表のスタメンは以下の通り。

GK

川島永嗣

DF

長友佑都

森重真人

吉田麻也

酒井宏樹

酒井高徳

MF

山口 蛍

原口元気

香川真司

久保裕也

FW

岡崎慎司

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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