名将ファーガソン「最後の息子」として香川が登場 英メディアが活躍を再評価「高級なフィニッシュ能力」

ユナイテッドで27年間指揮のファギー 最終シーズンに契約した選手を英メディア特集

 マンチェスター・ユナイテッドで27年間指揮した伝説の名将、アレックス・ファーガソン氏は在任期間中に38個のタイトルを手にし、赤い悪魔の黄金時代を築き上げた。2012-13年シーズンのプレミアリーグ優勝を置き土産にオールドトラッフォードを去った偉大なるサーが、最後のシーズンに契約した選手を英メディアが特集した。ドルトムントの日本代表FW香川真司のファーガソン政権での活躍ぶりも改めてスポットライトが当てられている。英メディア「ギブ・ミー・スポーツ」が伝えた。

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 ファーガソン氏が在任期間のラスト6番目に契約したのが香川だった。寸評ではユナイテッド1年目の活躍ぶりを高く評価している。

「ファギーの2012年夏の移籍市場は、シンジ・カガワを当時のドイツのリーグとカップ王者のボルシア・ドルトムントから移籍金1360万ポンド(約19億円)で獲得することで幕を開けた。彼はユナイテッドに加入した初めての日本人で、2013年3月23日のプレミアリーグでハットトリックを記録した初めてのアジア人となった。信じられないほど高級なフィニッシュ能力をノーウィッチ・シティ戦で見せつけた」

 いまだにアジア人が成し遂げていないプレミアリーグにおける香川の華麗なハットトリックショーは、英国でインパクトを残していたようだ。

 そして、ファーガソン監督の夢の劇場での最後の花道を飾ったのも小柄なプレーメーカーだった。「カガワはサー・ファーガソンの引退前の最後のホーム戦(スウォンジー戦での2-1勝利)でマン・オブ・ザ・マッチに選出された」とレポートしているが、ファーガソン退任が香川にとってユナイテッドにおける運命の分岐点となった。

 

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