C・ロナウドが欧州歴代4位の代表通算70ゴール到達も謙虚な発言 「僕が何点決めたかなんて…」

自身の“後継者”アンドレ・シウバを絶賛

 ゴール前の絶好の位置で、パスがもらえない際に怒りを爆発させるエゴイストぶりは一切示さなかった。チームリーダーとして、ポルトガル代表の昨夏の欧州選手権優勝に貢献したロナウドは、謙虚さを貫いた。

「我々は序盤、積極性がなかった。彼らの戦術に反応するのが遅れたが、最初のゴールで全ては変わった。チームのプレーは向上し、自信を深めるとゴールが自然と生まれたね。チームはいいね。若い選手がたくさんいるし」

 32歳のカリスマは快勝を収めた試合後、一歩引いた発言が目立った。先制点を奪い、自らの1点目のゴールもアシストした21歳の“後継者”アンドレ・シウバも絶賛している。

「彼は代表で先発するようになってから素晴らしいよ。彼は凄まじい仕事ぶりを見せている。ゴールだけじゃないよ」

 唯我独尊を貫いてきた孤高のスコアラーだが、年齢とともに温かみと懐の深さを備え、ポルトガル代表で強烈なリーダーシップを発揮している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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