世代交代の危機に直面も“本田節”炸裂 「今が楽しい。自分自身が試されている」

日本代表で2試合連続のベンチスタートとなるも「嬉しいですよ」

 日本代表FW本田圭佑(ACミラン)は、今季クラブで約100分間のプレータイムしか与えられず、日本代表でも昨年11月のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦、23日の敵地UAE戦と2試合連続でベンチスタートになった。UAE戦でFW久保裕也が先制ゴールを決めるなど、世代交代の波は押し寄せてきているが、それでも本田は「僕は今が楽しくて」と、自身の苦境を楽しんでいる。

「嬉しいですよ。嬉しいし、それは別に危機感がないということではなくて、これがサッカーだというスタンダードですから。なんら不思議なことはないし、逆に最近、僕がミランでもここ(日本代表)でも、レギュラーというポジションを取られているというだけの話で、今までは取られていなかったというだけ。これは起こり得る現実なのでね。

 むしろ、それくらいのレベルに日本代表がなってきたと捉えて良いと僕は思っていますし、逆にここで僕が競ることができて取り返すような状況が作れれば、もっと日本代表が良い感じになるんじゃないかと思います」

 

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