ミランでベンチ要員の本田、伊メディアが余波指摘 「日本代表に悪影響をもたらしている」

伊メディア、「今季ミランで脇役」に陥っている本田の代表戦動向を伝える

 日本代表FW本田圭佑(ACミラン)は、現地時間23日のロシア・ワールドカップアジア最終予選の敵地UAE戦で、最終予選2試合連続の先発落ちとなる屈辱を味わった。2-0とリードした後半33分から途中出場を果たしたが、イタリア地元メディアはミランでのベンチ要員の日々が「日本代表に悪影響をもたらしている」と厳しく指摘をしている。

 本田は、このUAE戦で代表初ゴールを含む1得点1アシストと大活躍だったFW久保裕也(ヘント)の控えとして戦況を見守っていた。久保が足をつった後半33分に右サイドで途中出場すると、ボールカットからカウンターの起点となるなど短い時間でチャンスに絡んだ。

 もっとも、後半アディショナルタイムに直接FKのチャンスを得た際には、目の前の数少ない壁に思い切りシュートをぶつけてしまう精度の低さを露呈。結局、大きなインパクトを残せないまま不発に終わった。

 イタリアのミラン専門のニュースサイト「ミランニュース.it」では「UAE-日本、本田はベンチスタート」とミランで10番を背負う男の動向を伝え、「今季ミランで脇役となっている。それは日本代表のユニフォームにおいても悪影響をもたらしている」と、ミランで苦しむ日々の余波があると分析している。

 

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