日本代表26歳は「世界的な選手になれる」 欧州で9戦6発…さらなる“成長曲線”にOB期待
前田についてセルティックOBのマカベニー氏が言及
日本代表FW前田大然は、現地時間10月10日に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3戦サウジアラビア戦を2-0の勝利で終えた。前田は後半18分から途中出場。持ち前のスピードで相手の脅威となった。普段活躍するスコットランド1部セルティックでも評価を高める26歳には、英国でもさらなる“成長曲線”が期待されている。
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日本は9月から始まった最終予選で初戦中国戦(7-0)、続くバーレーン戦(5-0)と大量得点で連勝。サウジアラビア戦でもその勢いを落とさず、敵地でMF鎌田大地、FW小川航基のゴールで2-0の白星を飾った。前田は10日のサウジアラビア戦で鎌田と変わりピッチへ。快足を生かしたプレスと抜け出しでゴールへ迫る。得点こそなかったが、森保ジャパンで重要な戦力であることを証明し続けた。
所属するセルティックでもここまで公式戦9試合の出場で6ゴール2アシストをマーク。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズでもドイツの名門ドルトムント相手にゴールをゲットしている。そんな前田に対し、クラブOBで元スコットランド代表のフランク・マカベニー氏は「世界的な選手になれる」と期待を語った。英メディア「Football Insider」が報じている。
マカベニー氏は「チームのために全力を尽くしている」と前田を評価しつつも「まだ改善の余地あり」と考えているようで、同僚のFWニコラス・ゲリット・クーンから学ぶべきことがあると主張している。
「前田が(クーンのように)早いペースでランニングしながら(正確な)パスを出せるようになれば、世界的な選手になれる」
味方のプレーから今以上の成長を期待するマカベニー氏。代表、クラブともに充実した時間を過ごしており、評価も徐々に高まってきている。持ち前のスピードに加え、相手を翻弄するパスも身に着けば、さらにプレー選択肢は広がるはず。前田が今後、どのように進化するのかにも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)