ピッチ幅の狭さに情報戦の可能性… 敵地UAE戦へ、守護神西川は「何が起きても驚かない」

ピッチコンディションは良好も試合中の声は「間違いなく届かない」

 ハリルジャパンの最後の砦となるGK西川周作は、現地時間23日に行われるUAEとの決戦に向け「何が起こっても驚かないように準備したい」と冷静に話した。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBは、日本を含めた4チームが勝ち点1差のなかで前半5試合を終えた。後半のスタートとなるこの一戦は、勝ち点1差で追いかけてくるUAEとの対戦になる。ホームの初戦では1-2と不覚を取った相手だけに、このゲームは大きな山場だ。その会場である、アル・アインのハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアムについて、西川はこのように印象を語った。

「ピッチはすごく良いです。(スタジアムは)そんなに大きくないので、たくさんの人が入ると聞いているし声は間違いなく届かない。固さがあるのと、コートが少し狭いかなと。ピッチの横幅ですね。ただ、試合になるとスタンドの近さは気にならない。Jリーグでもサッカー専用スタジアムが増えているけど、僕はそれほど気にならないですね」

 基本的には国際試合のピッチは縦105メートル、横68メートルとされ、Jリーグでの多くの会場のピッチがそのサイズに合わせられている。しかし、体感で明らかに横幅が狭く感じるという。当然そうなれば、選手同士の距離が自然と縮まるので激しくぶつかり合う場面が増える。そして、サイドを使うのが難しくなれば縦パスが増えるという予想のもとに西川はこう話している。

 

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