冨安健洋、サウサンプトン戦で戦線復帰の可能性…日本人対決実現か 英注目「良い知らせだ」
アルテタ監督「復帰にかなり近いところにいる」
イングランド1部アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、プレシーズンから負傷が続いてきたが、復帰に大きく近づいているようだ。英メディア「Give Me Sport」は、10月5日のプレミアリーグ第7節サウサンプトン戦の出場できる可能性を探るため、試合直前のメディカルチェックに臨むと伝えている。
アーセナルはシーズン開幕前にアメリカ遠征を行ったが、この遠征直前に冨安は膝を負傷して戦列を離れることとなった。シーズンが開幕して1か月以上が過ぎ、いまだに出場はおろかベンチ入りもできていない冨安だが、サウサンプトン戦に間に合う可能性があるようだ。
多くの負傷者が出ているアーセナルで、冨安は今週の始めからチームの全体練習に合流した。サウサンプトン戦に向けた会見で、ミケル・アルテタ監督は「(試合まで)私たちは多くの選手のトレーニングを修正しなければならなかった。負荷が高くなっていたため、今日も同じことをした。誰を登録するか、決断をするのはこの午後になる。彼ら(ベン・ホワイトとユリエン・ティンバー)は復帰に近づいているし、冨安も復帰にかなり近いところにいて、それは良い知らせだ」と、選手たちの回復状況について語った。
さらに「アレックス(・ジンチェンコ)は、すべてがうまくいけば、代表ウイーク明けには戻れるかもしれない。彼はとても順調に回復している。マルティン(・ウーデゴール)は、とても難しい。回復途中であり、まだ多くを確認する必要がある。彼は全力を尽くしていて、良い感触で自分を追い込んでいるから、復帰の目途を示すのも難しい」と、キャプテンのウーデゴールの復帰には数週間を要する見込みであるが、ジンチェンコは今月中にも復帰できる目途が立っていると明かした。
仮にサウサンプトン戦に冨安が出場できれば、日本代表のチームメイトであるDF菅原由勢とピッチ内で対峙する可能性もある。プレミアでの日本人対決実現にも期待が懸かるが、負傷が続いているだけに冨安には万全な状態でピッチに戻ってもらいたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)