冨安健洋と「別れの時が来た」 アーセナルが“移籍承認”と海外報道「去る準備ができている」
ナポリ、ユベントス、インテルが興味か
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現在負傷によりチームを離脱しているが、放出の噂が現地報道されている。イタリアの3クラブが興味を示しているとされているなか、現地メディアは「別れの時が来た」と報じている。
冨安は2021年にイタリア1部セリエAのボローニャからアーセナルに加入し、左右のサイドバック(SB)とセンターバックをカバーするユーティリティーなDFとしてチームを支えてきた。ミケル・アルテタ監督からの評価は高く、昨季終盤も優勝争いの中で左SBのレギュラーとして重用された。
一方で、毎シーズン負傷離脱を繰り返しており、この3年間のリーグ戦出場は21試合、21試合、22試合。怪我との戦いで、継続性に欠ける点が課題となっていた。新シーズンを万全な状態で迎えることが期待されたが、7月に膝を負傷してアメリカで行われたプレシーズンツアーに不参加となり、その後もプレーすることができていない。
そんななか、最近になり冬には売却の話も欧州各国のメディアが報じているが、イタリアメディア「CalcioMercato.com」も「インテルとイタリアのビッグクラブ2クラブが元ボローニャを獲得」と見出しを打ち「ナポリ、ユベントス、インテルは、守備を強化する興味深い機会を掴もうと、1月の移籍市場が開くのを待っている」とセリエAの名門3クラブが興味を持っていると言及している。
また、「冨安はアーセナルを去る準備ができている。カラフィオーリの加入により、プレーできるスペースが大幅に減少した。重要な選手であることは間違いないが、いくつかの身体的な問題に阻まれてきた。ロンドンに来て3年が経った今、別れの時が来た。経営陣は、1月の市場での移籍の可能性を承認した」とDFリッカルド・カラフィオーリの加入や負傷の影響を指摘している。
冬の移籍市場まで時間はあるものの、今後の冨安の動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)