広島助っ人MFアルスラン、横浜FM戦で2Gと躍動

　サンフレッチェ広島は9月22日に行われたJ1第31節で横浜F・マリノスを6対2で下し、首位に浮上した。ゴールラッシュとなったこの試合でMFトルガイ・アルスランが2得点と躍動。今夏加入後、7戦7発と驚異的な決定力を発揮するそのパフォーマンスに驚きの声が上がっている。

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　ドイツ人の34歳アルスランは7月にオーストラリア1部メルボルン・シティから加入。来日2試合目となった第26節セレッソ大阪戦（2-0）で2ゴールを奪うと、第29節FC東京戦（3-2）ではハットトリックを達成した。横浜FM戦では1点リードの前半22分に右足で1点目、同40分には味方からのクロスを右足で合わせて2点目を奪った。

　来日後7戦7発と勢いはとどまらず、シュート決定率（7ゴール÷9シュート数）は第31節終了時で77％と驚異的な数値をマーク。フェネルバフチェSK（トルコ）、ウディネーゼ（イタリア）といった欧州クラブで実績を積んできた実力者とはいえ、期待以上のパフォーマンスと言えるだろう。

　横浜FM戦でさらなる躍動を見せたことで、SNS上では「冗談抜きで神助っ人すぎる」「マジで一撃必殺」「理不尽外国人」「歴代最強助っ人かも」「規格外なんよ」「生態系破壊が止まらない」などの驚嘆の声が続々。チームは9戦負けなし（8勝1分）と波に乗るなかで、次節にはホームでFC町田ゼルビアとの首位攻防戦を迎える。頼れる新助っ人の加入でその勢いはさらに加速しそうだ。