日本代表MFに「プレミア復帰の可能性」 “16億円→32億円”加入2年目で市場価値が倍増
南野拓実にプレミア復帰の噂が報じられる
フランス1部モナコの日本代表MF南野拓実はその活躍により、イングランド1部プレミアリーグ復帰の噂が浮上している。前所属のリバプールでは出場機会が限られていた森保ジャパンのエースは、フランスの地で市場価値を倍増させるほどの輝きを放ち、欧州の移籍市場で注目を集める存在となっているようだ。
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南野は2022年夏に出場機会を求めてリバプールからモナコへ移籍。加入1年目はリーグ戦出場が18試合(1得点)にとどまるなど苦しんだが、ザルツブルク(オーストリア)時代にも指導を受けたアドルフ・ヒュッター監督の就任を機に復活。昨季はリーグ戦30試合で9得点6アシストと攻撃の中心として活躍した。
今季もレギュラーとしてプレーし、公式戦5試合で1得点。現地時間9月19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第1節のバルセロナ戦では前線からの果敢なプレスでDFエリック・ガルシアの退場を誘発し、2-1での勝利に貢献していた。
そんな南野について、スペインメディア「Fichajes」では「プレミアリーグ復帰の可能性がある」と報じられた。「フランスリーグにやってきて以来、南野は多才で決定力のある選手であることを証明し、攻撃とチャンスメイクの両方で貢献している」と絶賛され、複数のプレミアリーグクラブから関心が寄せられていると伝えられている。
また、レポートでは「昨季の9得点6アシストは彼の国際的な市場での価値を高めた」とも伝えられている。ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」によれば、モナコ加入時の市場価値は1000万ユーロ(約16億円)。苦しんだ1年目の後には600万ユーロ(約9億6500万円)まで落ち込んだこともあったが、復活を印象付けた現在の価値は2000万ユーロ(約32億円)まで上昇している。
フランスの地で市場価値を倍増させた南野がイングランドへ戻る可能性はあるのだろうか。冬の移籍市場での動向が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)