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英クラブで日本選手“人気沸騰”「さらに獲得へ」 なぜ急増?…海外伝えた“異変”背景
数多くの日本人選手がイングランドクラブに在籍
今季のプレミアリーグには5人の日本人選手が在籍している。主力として活躍する選手、ビッグクラブで鎬を削る選手など、イングランドに馴染みある存在となりつつあるが、海外メディアは「視野を広げたイングランドクラブにとって、日本人選手は人気沸騰中」と見出しを打ち、プレミアリーグに参入する日本人選手が急増している理由について取り上げている。
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今季はMF遠藤航がリバプール、DF冨安健洋がアーセナル、MF三笘薫がブライトンで引き続きプレーする一方、MF鎌田大地がクリスタル・パレス、DF菅原由勢がサウサンプトンへと新たに加入した。一昔前まで、日本人選手にとってプレミアリーグは夢の世界だったが、いまや目標の舞台となっている。
海外メディア「FOX54 NEWS」は「視野を広げたイングランドクラブにとって、日本人選手は人気沸騰中」と見出しを打ち、「記録的な数の日本人選手がイングランドサッカーに参入しており、クオリティー、献身的なハードワーク、そしてコストパフォーマンスに魅了されたクラブがさらに獲得へ乗り出す見通しだ」と、日本人選手の需要が高まっていることを伝えている。
プレミアで戦う5人だけでなく、2部リーグに8人、3部リーグに2人と数多くの日本人選手がイングランドで生活しているなか、記事では代理人のジョエル・パニック氏のコメントを紹介しており、当時のイングランドサッカー界は、体力面やフィジカル面において日本人選手に懸念を抱いていたことを綴っている。
一方、「新型コロナウイルスのパンデミックにより、選手をスカウトする方法が変化し、世界中のビデオ映像やデータがより入手しやすい時代になった」と、2020年から世界中で感染拡大した新型コロナウイルスの影響により、日本人選手のプレーがイングランドのスカウント陣の目に届くようになった背景も説明している。
そのほかにも、欧州サッカーで結果を残している現トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が日本人選手を積極的に取り入れたこと、日本代表がカタール・ワールドカップでドイツとスペインを撃破したことなどを引き合いに出し、日本人選手が「比較的安価な移籍金で、賢明な投資対象となっている」と指摘していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)