「プレー時間0分」の本田は日本代表落選が妥当? 2017年「欧州組リーグ戦稼働率ランキング」

「メッシ級のゴール」で注目を集める男

 トップ10に食い込んだのは、ハットトリックで注目を集めたザルツブルクFW南野拓実。シーズン序盤戦は出場機会が少なかったものの、指揮官の信頼を勝ち取ってプレー時間は増加傾向にある。

 70%台に乗せたのはシュツットガルトFW浅野拓磨、ハンブルガーDF酒井高徳、ヘルタ・ベルリンMF原口元気、ヘント久保裕也の4人。なかでも注目は、現在リーグ戦3試合連続ゴールを決めている久保だろう。クラブ公式サイトで「メッシ級のゴール」と絶賛された一撃は、海外メディアからワールドクラスの一撃と称された。今、最も勢いに乗っている男と言っても過言ではない。

 また4人が稼働率90%台でランクインした。マルセイユDF酒井宏樹、ケルンFW大迫勇也、フランクフルトMF長谷部誠、ヘーレンフェーンMF小林祐希は、いずれも所属クラブで主力としてフル稼働。指揮官が求める出場の条件も十分に満たしている。

 そして唯一、稼働率100%を誇るのがサウサンプトンDF吉田麻也だ。主将DFジョゼ・フォンテが移籍し、DFフィルジル・ファン・ダイクの負傷もあり守備の軸として全試合にフル出場。リーグ杯決勝では惜しくもマンチェスター・ユナイテッドに敗れてタイトルを逃したが、英メディアからも安定感のある守備を称えられるなど、日本代表に相応しいパフォーマンスを披露している。

 

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