欧州で28歳日本人FWが「とんでも記録」 72年ぶりデビュー3戦連発の偉業に衝撃「凄すぎ」
大橋祐紀はブラックバーン移籍後3戦連発中
イングランド2部チャンピオンシップのブラックバーンで、FW大橋祐紀の躍動が止まらない。現地時間8月17日、リーグ第2節ノリッジ・シティ戦で勝ち点をもたらす同点ゴールを決めた。移籍後3戦3発の好スタートに対して、クラブ公式は「70年以上ぶり」と偉業を伝えた。
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現在28歳の大橋は、中央大学在籍時の2018年に湘南ベルマーレへの翌季加入が内定。同時に特別指定選手として18年にJリーグデビューを果たす。19年より正式に加入し、5シーズン湘南の攻撃を支えた。24年には広島に完全移籍し、J1リーグ11ゴールをマークしている。
そんな大橋は24年7月、ブラックバーンへと渡り初の海外挑戦。するとデビュー戦となったリーグ初戦ダービー・カウンティとのゲーム(4-2)で早速得点を決め話題に。14日のカラバオカップ(リーグカップ)1回戦では、3部ストックポートを相手にヘディングシュートで公式戦連続ゴールをゲットした。
好調を維持する大橋は、リーグ第2節アウェーのノリッジ戦でも躍動する。後半19分から途中出場でピッチに立った大橋。投入直後に相手に1-2と勝ち越されたが、同43分にダイビングヘッドで劇的な同点ゴールを決めている。
移籍後3戦3発。ノリッジ戦のゴールは、チームに勝ち点をもたらす重要な1点となった。クラブ公式は「大橋祐紀は70年以上ぶりに(ブラックバーン・)ローバーズで最初の3試合に出場し、いずれも得点を挙げた選手になった」と伝えた。
大橋のデビューから3戦連発は1952年にビル・ホームズさんが記録して以降2人目の偉業。クラブの伝説であるロニー・クレイトン氏と同僚だったホームズさんは5戦連発の6ゴールを挙げたという。
日本代表入りへの期待も加速するなかで「恐るべし不死鳥大橋祐紀」「とんでも記録打ち立てちゃってんだけどぉ」「日本代表まで行ってほしい」「凄すぎだろマジで」「ぜひ更新して欲しい」「ついこないだまで広島いたのとか驚異」などのファンから称賛の声も寄せられた。
広島でラスト2試合をゴールで飾った大橋。現在は公式戦5試合連続ゴール中だが、ブラックバーンでの“伝説”となるべく、第3節オックスフォード・ユナイテッドでもゴールを狙う。