英代表が驚き「彼は最もプロフェッショナル」 休日に何を?…プレミア日本人戦士を絶賛
冨安健洋をイングランド代表MFデクラン・ライスが称賛
日本人選手は、しばしば真面目やプロ意識の高さが海外の選手から評価されることがある。イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋も、チームメイトから一目置かれているようだ。英メディア「TBR Football」は、アーセナルで冨安と同僚のイングランド代表MFデクラン・ライスが、高いプロ意識を絶賛していると伝えた。
ミケル・アルテタ監督の率いるアーセナルは、イングランド国内でもプロ意識の高いクラブとして高く評価されている。記事では「アルテタ監督は試合と同様に100%をすべてのアーセナルの選手に練習から求める。彼はそれ以下のものを認めないし、全員がハードワークを怠らない」と、アーセナルの日常を伝えた。
そんなクラブにあっても、冨安のプロ意識の高さは抜けているようだ。2021年にイタリア1部ボローニャから加入し、すぐにファンの心を掴んだ。「冨安はとてつもない選手だ。彼は最終ラインのすべてのポジションと同様にMFもこなせる。両足が使えて、空中戦も強い」と能力を伝え「彼は監督にとって夢のような存在だ。だが、不運なことにクラブに加入してからは負傷に苦しめられることが多い」と、加入後すでに40試合を欠場し、順風満帆とは言えないアーセナルでのキャリアを報じている。
それでも冨安のプロ意識は、日常的なやり取りからも見られるようだ。アーセナルの公式動画で「休みの日にスパに行くのとジムに行くのではどっちがいいか」という問いに対して、冨安は即座に後者を選択したという。
このやり取りを聞いたライスは、「彼は僕がこれまで出会ったなかで、最もプロフェッショナルな選手だよ!」と、クラブで時間をともに過ごすなかでも、冨安のプロ意識を感じられていると語った。
記事では冨安の高いプロ意識を称え、「私たちは冨安に今夏、残留してほしいと思っている。だが、もし彼が負傷の連鎖を乗り越えることができなければ、アーセナルでのキャリアは2025年に終わることも危惧している」と、高いプロ意識を持つものの負傷が今後も続けばアーセナルでのキャリアが危機に瀕する可能性もあると伝えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)