ミランの攻撃力は欠場者続出で次節「75%減」 本田先発の可能性も浮上と伊紙が指摘

負傷者と出場停止で、次節ジェノア戦の攻撃陣は危機的状況

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、前節の敵地ユベントス戦を打撲により今季二度目のメンバー外となった。今季先発出場がわずか1試合と戦力外状態の背番号10だが、故障者続出で猫の手も借りたいチーム状況から、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督から次節ジェノアのスタメンに抜擢される可能性が浮上している。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」は、「モンテッラは攻撃選手不在の状況に置かれている。怪我人と出場停止。新たに3トップを発明しなければならない」と報じている。

 後半ロスタイムの失点でショッキングな1-2敗戦を王者ユベントス相手に喫したミランだが、18日の本拠地ジェノア戦で「ローザ(チーム)が半減する可能性がある」と、危機的状況にあることが同紙でレポートされている。

 スソとボナベントゥーラという両翼が負傷離脱。DFロマニョーリとMFソサが出場停止、ユベントス戦後に主審につかみかかったことで、FWカルロス・バッカは2試合の出場停止になる可能性が浮上。ポーリ、デ・シリオ、ドンナルンマも怒りの抗議により出場停止となる危険性があるという。

 また記事ではミランの得点数に着目し、攻撃力が75%減の危機だと伝えている。「ミランは今季41ゴールを決めている。そのうちの30ゴール分が出られない」と指摘。バッカ12点、スソ6点、ボナベントゥーラは3点を記録し、バッカとボナベントゥーラは7アシストも記録している。

 

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