サッカー大国スペインの大手紙もカズを称賛 「伝説のゴール」を動画付きで特集

マルカ紙が「アジアで最も知られるフットボーラー」としてキャリアも紹介

 横浜FCのFW三浦知良(カズ)は12日に行われたJ2第3節、群馬戦で50歳以降、そして今シーズン初となる公式戦ゴールをマークした。その偉業は各国メディアも大きく注目しているが、カズがプレー経験のないサッカー大国スペインの大手紙でも称賛する特集記事が組まれている。

「マルカ」紙は「伝説のカズヨシ・ミウラ、日本で最年長のプロフットボーラーは2月に自らの50歳の誕生日を祝ったが、今度はかの国で50歳以上初となるゴールスコアラーとして名を刻んだ」とカズの偉業を動画付きで紹介。「“キング・カズ”はザスパクサツ群馬相手に、前半40分に1-0の勝利に導くゴールを奪った」と、カズの異名とともに値千金の一撃だったことを紹介している。

 記事では15歳で単身ブラジルに渡り、ジェノアやディナモ・ザグレブなど各国でプレーし、日本代表で通算89試合55得点の結果を残し、フットサルワールドカップにも出場と言及。「アジアで最も知られるフットボーラー」に駆け上がった豊富なキャリアにも触れつつ、「日本サッカーの偉大なレジェンド、ミウラは60歳までプロとしてプレーしたいと意気込んでいる」と、今もなおアスリートとして計算できる戦力であることを記している。

 同紙は2月26日に行われたJ2開幕戦、50歳の誕生日に出場を果たしたカズについて「ラスト・サムライ」「長きにわたって生き続けるキング・カズ」と絶賛していた。それからほどなくして挙げたカズゴール。その偉業には深く感銘を受けているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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