テネリフェで初ベンチ入りの柴崎 「適応は進んだ」と地元紙は“3.19デビュー”を予想

敵地ヘタフェ戦でサブに入るも出番は訪れず

 スペイン2部テネリフェMF柴崎岳は、12日の敵地ヘタフェ戦で移籍後初のベンチメンバー入りを果たしたが出番なしに終わった。スペインメディアは19日に行われるリーグ戦次節の本拠地レウス・デポルティウ戦でのスペインデビューと報じている。

 2-2で終わったアウェー戦で、柴崎は大きな一歩を踏み出した。1月末の加入後、胃腸炎と不安障害によって心身のバランスを失い、体重6キロ減と現地メディアに報じられるほど苦しみ抜いた日本人MFが、ついにベンチメンバー入りを果たした。

 地元紙「エル・ドルサル」電子版は、「CDテネリフェの選手としての柴崎岳のデビューは待たなければいけない。日本人選手は招集されたが、ヘタフェで0分」との見出しで報じている。

 テネリフェが敵地で攻勢を見せた試合で、柴崎には出番が訪れなかった。

「柴崎岳はブランキアズル(白と青でテネリフェの愛称)の公式戦で初出場を楽しむことはできなかった。だが、彼はヘタフェで勝利に等しい引き分けを享受した。プレーオフで実現しそうな試合で、マルティは日本人に(プレー時間を)1分も与えないことを選択した」

 

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