中田英寿や森本貴幸を指導の戦術家がガン再発告白 「最も困難な戦いをしているが、私は諦めない」

フィオレンティーナで中田、ノバーラで森本を指導したモンドニコ氏が伊紙に語る

 かつて元日本代表MF中田英寿やFW森本貴幸(現川崎フロンターレ)を指導したイタリア人指揮官エミリアーノ・モンドニコ氏がガンの再発を告白した。

 フィオレンティーナ時代に中田を指導し、ノバーラで森本の指導に当たったモンドニコ氏は9日に70歳の誕生日を迎えた。ガンの治療を理由に指導者人生から引退していたが、イタリア地元紙「イル・ジョルナーレ」に登場した。

「私は自分に訪れた嫌な野獣と最も困難な戦いをしている。だが、私は諦めない」

11年12月の手術後、寛解状態だったガンが再発したという。「病気のせいで私は100パーセントの状況ではいられない。もしも万全の状態でなければ監督の仕事には戻れない」とモンドニコ氏は語っている。

 イタリアの9チームを率い、1991年にトリノを3位に導いた実績を持つ戦術家は再び病魔に打ち勝つことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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