W杯最終予選へ森保監督の「覚悟」とは? ホームの難しさにも言及…「運命的」な対戦カード

欧州視察を終えて帰国した日本代表の森保一監督【写真:河合 拓】
欧州視察を終えて帰国した日本代表の森保一監督【写真:河合 拓】

7月8日に欧州視察を終えて帰国

 森保一監督の率いる日本代表は、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアとともにグループCに組み込まれた。7月8日に欧州視察を終えて帰国した森保一監督は、この組み合わせについて「運命的」と感想を語った。

 ドイツで開催されているEURO(欧州選手権)の10試合を視察して帰国した森保監督は、「すごい運命的な思いで(笑)。ずっと一緒になるのかなと思いますけど」と語ったが、特にオーストラリアとは2010年の南アフリカ大会以降、ブラジル大会(14年)、ロシア大会(18年)、カタール大会(22年)と、5大会連続で予選同組になっている。サウジアラビアも、ロシア大会、カタール大会と3大会連続で予選同組だ。

 前回の予選でも指揮を執っていた森保監督は「一言で本当に厳しいグループに入ったなと感じています。でも、おそらくAグループに入っても、Bグループに入っても同じ『厳しいグループ』という言葉は出てくると思いますが、よりアジアのなかでW杯に出るだけの力がある国が、一緒になったなということは感じています」と、警戒心を口にした。

 そして「相手のことはもちろん分析して、対策しないといけないですけど、まずは自分たちが準備時間が少ないなかで、どれだけ力を発揮できるかにしっかりフォーカスしないといけない」と言い、欧州から帰国した直後だからこそ感じるホームゲームでの難しさを語った。

「第1戦も中国とホームで戦いますが、コンディションという観点では彼らのほうが移動距離、時差、気候等が同じ中で準備できます。我々の選手の方がどちらかというとヨーロッパから長距離を移動してきて、時差であったり、気候だったりへの対応と非常に難しい戦いがある。ホームということは、我々にとって非常にアドバンテージがありますが、コンディション面ではその時に出せる100%以上を出せないと、初戦は難しい戦いになると思っています。今回のEUROでも先週は(気温)15度前後くらいでした。今後ヨーロッパの気候がどうなるか分かりませんが、いずれにしても、また選手たちが9月に暑い日本に帰ってきて、いろんな難しい調整の中で戦う。そのなかを勝っていく覚悟をしなきゃいけないと思います」と、気を引き締めた。

 約2か月後の9月5日から始まるW杯アジア最終予選。本大会出場国が48に増え、アジア枠も「8.5」に拡大しているが、8大会連続のW杯出場に向けての道のりは、決して簡単ではないと指揮官は感じているようだ。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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