ポドルスキ日本上陸に韓国サッカー界が衝撃 「日本と競う韓国にとって最後の一撃だ」

トルコ紙はJリーグがKリーグを凌駕と現状分析 ポドルスキ移籍でその差は一層顕著に

 ガラタサライの元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキがJ1ヴィッセル神戸に移籍することが2日に決まったが、2014年ブラジル・ワールドカップ優勝メンバーの日本上陸は韓国サッカー界に対する痛恨の一撃になるとトルコメディアが報じている。

 「ガラタサライのルーカス・ポドルスキの衝撃は、日本とサッカーの世界で競う韓国にとって最後の一撃だ」というタイトルで特集を組んだのは、トルコ地元紙「ギュネシュ」電子版だ。

 現在のアジアサッカーのパワーバランスにおいて、JリーグがKリーグを凌駕していると記事では分析している。

「日本と韓国は2002年ワールドカップを共催し、それ以降フットボールへの投資を加速してきた。自国リーグを日々豊かにしようと取り組んでいる。Jリーグは自国に連れてくる外国人補強によってライバルを凌駕し始めている」

 記事ではこう報じている。DAZN(ダ・ゾーン)との10年2100億円という巨額な放映権の契約を結んだ事実に加え、「韓国は代表でも日本相手に数多く負けている。その流れで、ルーカス・ポドルスキの移籍は韓国で悪影響をもたらしている」とポドルスキの日本上陸が韓国にとって痛手として響いていると指摘している。世界的なスターがJリーグでプレーすることで、日韓サッカー界のパワーバランスをさらに傾けることになるというのだ。

 「ドイツで世界王者を経験している黄色と赤(ガラタサライ)の選手の登場は韓国の監督と選手に危機感を与えている」とレポート。ポドルスキの到来が日本のみならず、隣国にも強烈なインパクトをもたらすことになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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