DF奈良が痛恨のPK献上…香港クラブがACL史上初得点! 川崎が歴史に不名誉な名を刻む

ACL第2戦の敵地イースタンSC戦、前半14分に奈良がPKを与え退場

 川崎フロンターレがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の歴史に不名誉な名前を刻んでしまった。1日のグループステージ第2戦の敵地イースタンSC戦の前半14分にPKで先制点を献上。香港クラブのACL史上初ゴールの相手になった。

 川崎は主将の日本代表FW小林悠をベンチスタート、昨季のJリーグMVPのMF中村憲剛、MF家長昭博、DF谷口彰悟、MF大島僚太といった中心選手が遠征に帯同せずにこのゲームに臨んだ。試合開始からボールを保持するゲームを展開していたが、一発のカウンターで苦境に陥った。

 前半13分、川崎の最終ライン背後に出たボールにFWブレダが抜け出すと、追走したDF奈良竜樹がペナルティーエリア内でファウル。PKが与えられ、イラク人レフェリーのモハナド・カシム氏は決定機阻止としてレッドカードを提示した。

 これをブレダに冷静にゴール右に蹴り込まれ、先制点を献上した。香港勢として初出場であり、ACL出場チームでは史上初となる28歳の女性監督チャン・ユェンティン氏が率いるチームとして話題のイースタンSCは、初戦の広州恒大(中国)戦で0-7と敗れていたなか、これが初ゴール。歴史に名を残したゲームの相手チームとして川崎の名前が刻まれてしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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