ラニエリ監督の電撃解任後、アシスタントコーチが暫定で指揮

　元イングランド代表監督のロイ・ホジソン氏が日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティの新監督就任に意欲を燃やしているという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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　レスターはプレミアリーグの残留争いに巻き込まれるなど成績不振からクラウディオ・ラニエリ前監督を電撃解任。奇跡のリーグ初制覇からわずか9カ月後の出来事だけに大きな衝撃が走り、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディら主力選手の内紛報道が取りざたされるなどチームは大きく揺れている。

　現在はアシスタントコーチのクレイグ・シェイクスピア氏が暫定監督として指揮を執るが、後任人事に大きな注目が集まっている。前インテル監督のロベルト・マンチーニ監督や、レスターで指揮経験のあるナイジェル・ピアソン氏らの名前が地元メディアに取り上げられていたが、新たな候補として浮かび上がってきたのが昨年の欧州選手権でイングランド代表を率いたホジソン氏だという。

　現在69歳のホジソン氏は、スウェーデンのハルムスタッズBKで指導者としての道を歩み始めると、イタリアのインテルやスイス代表をはじめ、デンマークのFCコペンハーゲン、UAE代表、ノルウェーのバイキングFK、フィンランド代表など様々な国のクラブや代表チームを指揮してきた。

　母国イングランドでも複数のクラブを率いており、フラムFCではUEFAローロッパリーグ準優勝を経験。リバプールやウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCの監督を経て、イングランド代表監督に就任していた。昨夏の欧州選手権後に辞任し、現在は無所属となっている。