PK判定に激怒のビジャレアル会長が買収疑惑を告発し物議 審判団は「レアルのバッグを抱えて去った」

レアルに2点先制も3連続失点で逆転負け… 微妙なPK判定にロイグ会長が噛みつく

 レアル・マドリードは26日の敵地ビジャレアル戦で、2点ビハインドから圧巻の3連続ゴールによって3-2と逆転勝利を飾ったが、微妙な判定となった2点目のPKを巡って、試合後にビジャレアル会長が主審の買収疑惑を告発し、物議を醸している。スペイン地元紙「AS」が報じている。

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 ビジャレアルにとっては、悔やんでも悔やみきれない一戦だった。後半11分までに2点のリードを手にしたが、レアルが華麗な逆転劇を見せた。後半19分にFWギャレス・ベイルが強烈なヘディング弾で反撃の狼煙をあげると、その10分後にはエースのクリスティアーノ・ロナウドがPKを成功。同38分には、FWアルバロ・モラタの決勝弾で勝ち点3を手中に収めた。

 だが、試合後にビジャレアルの会長でスペイン人富豪フェルナンド・ロイグ氏が、“白い巨人”に対する審判買収疑惑を告発している。

「ギル・マンサーノと彼の副審はレアル・マドリードのバッグを抱えながらスタジアムを去っていった。個人的には正しい行為に思えない」

 ロイグ氏はこう告発したという。憤怒の会長はセラミック・スタジアムを去るレフェリー陣が抱えていたというレアルのバッグの中身について言及を避けたが、買収に疑惑の視線を向ける理由があったという。

 

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