新天地候補の米シアトルで“本田待望論”が浮上 「本田は日本サッカー界のイチロー」と高評価

本田が「サッカー版イチロー」と呼ばれる理由

 MLSの移籍市場はまだオープンしている。ミランは中国人グループ「シノ・ヨーロッパグループ」への身売り交渉の完了予定の3月3日後に、本田移籍が新オーナーによって、許可される可能性があるという。

 そして、本田の移籍は待望されているようだ。「これはエキサイティングか。もちろんだ。本田は日本サッカーにとって、野球におけるイチローのようなものだ」と、マリナーズ時代のイチローを取材したという記者はこう記している。

 イチローはオリックスから2001年に移籍し、野手として日本人初のメジャーリーガーとして大活躍した。新人王とMVP、首位打者、盗塁王、ゴールドグラブ賞などを同時受賞した。シアトルでは10年連続の200本安打を放つなど金字塔を打ち立てている。

 昨季からリーグ通算1得点3アシストという成績の本田だが、サッカー版イチローと呼ばれるのは実力以外の部分のようだ。「セーフコ・フィールドでマリナーズの記者席を日本のメディアが埋め尽くしたかのように、センチュリーリンク・フィールドのサッカー戦での記者席にも集結することを楽しみにしている」と言及。国際戦略を進めるサウンダースにとって、日本メディアの注目度こそがイチローとの共通点だという。

 

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