新天地候補の米シアトルで“本田待望論”が浮上 「本田は日本サッカー界のイチロー」と高評価

「本田はW杯でプレーしたい。ベンチに座り続けていたら…」とシアトル地元紙が指摘

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は2017年に入ってからリーグ戦出番ゼロという戦力外状態で、米メジャーリーグサッカーのシアトル・サウンダース電撃移籍も浮上しているなか、地元シアトルでは本田待望論も浮上している。

 かつてMLBシアトル・マリナーズで伝説的な活躍を見せたマーリンズのイチロー外野手になぞらえて、「日本サッカー界のイチロー」という高評価を与える米メディアも登場している。地元紙「シアトル・タイムズ」が報じた。

 イタリアメディアは本田のシアトル移籍を秒読み段階と報じたが、アドリアーノ・ガリアーニCEOが否定したことで消滅したかに見えた。サウンダースのガレス・ラガーウェイGMは本田獲得について「他のクラブと契約中の選手についての話題はしないことがチームのポリシー」と明言を避けたというが、記事によると本田陣営からの移籍の興味がある一方、サウンダースは本田獲得を進めているという。

 本田の米国上陸には2018年ロシアワールドカップ(W杯)出場への執念だという。「本田は来年のワールドカップでプレーしたい。数週間イタリアのチームで行われているようにベンチに座り続けていたら、それも叶わないだろう」と、記事ではパンキナーロ(ベンチ要員)と呼ばれる本田の現状では、W杯に出場できないと指摘している。

 

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