レスター後任監督にマンチーニ氏浮上も「就任の打診はない」と否定 チームの内紛には懐疑的

オファー固辞という報道をマンチーニ氏が一蹴し、レスター不振の原因も分析

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティは先日、成績不振によりクラウディオ・ラニエリ監督の解任に踏み切ったなか、後任候補として名前が挙がったロベルト・マンチーニ氏は「就任の打診はない」と否定のコメントを残した。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 これまでマンチェスター・シティやインテルなどで指揮を執ったマンチーニ氏は「私がレスターからのオファーを断ったという話は真実ではない。実際のところ、誰ともそれについて話をしていないのだ。就任を打診されたという事実はない」と、レスターからのオファー固辞という報道を一蹴した。そして、ラニエリ元監督について、レスター内での内紛があったという報道について所感を述べている。

「チームを取り巻く状況は特殊だろう。昨季の実績は素晴らしいもので、それは彼を救う可能性があった。チーム内で監督と選手の対立があったという話は、にわかには信じがたい。私はこれまで、選手たちが監督に対抗するためにプレーをするということは見たことがないからだ。私はレスターの選手たちがラニエリの解任を要求したという記事を読んだが、なんだかおかしいと感じるのだよ」

 そして、レスターが今季不調に陥った原因について、昨季の優勝を分析するとともに、フランス代表MFエンゴロ・カンテをチェルシーに引き抜かれたダメージが大きいとしている。

 

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