リバプール、新監督体制の初陣で遠藤航は先発予想 地元紙が注目「プレシーズンの初めに帰還」
スロット新監督での初陣先発を予想
イングランド1部リバプールはユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任し、アルネ・スロット監督が新たに就任する。地元紙「リバプール・エコー」は7月からスタートするプレシーズンマッチで新体制初陣のスタメンを予想。EURO(欧州選手権)とコパ・アメリカ開催の影響で主力選手の大半を書くと予想されるなか、日本代表MF遠藤航は“6番”のポジションでの起用が予想されていた。
リバプールは7月27日から8月4日にアメリカツアーを行い、そこでスペイン1部レアル・ベティス、イングランド1部アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドと対戦することが決まっている。それ以外のプレシーズンの予定はまだ発表されていないが、スロット監督の初陣はアメリカツアーのおよそ2週間前に行われると予想されている。
今夏は欧州王者を決めるEUROと南米王者を決めるコパ・アメリカ開催の影響もあり、プレシーズン序盤は多くの代表選手を欠くことになる。とはいえ、新体制の初戦でどのような選手たちがプレーするのかは注目される。同紙は以下の11人を先発に予想していた。
GK
クィービーン・ケレハー
DF
コナー・ブラッドリー
ジャレル・クアンサー
ナサニエル・フィリップス
コスタス・ツィミカス
MF
ハーヴェイ・エリオット
遠藤 航
ボビー・クラーク
FW
モハメド・サラー
ジェイデン・ダンズ
ファビオ・カルヴァーリョ
今季のレギュラー陣の中ではサラーや遠藤らが出場する見通し。移籍の噂も絶えないサラーはスロット監督の初陣でキャプテンを務めると予想されている。クアンサーはEUROに向けたイングランド代表候補33人に選出されているが、予想に名を連ねた。それ以外はアカデミー出身のダンズや、昨季ブレークを遂げたブラッドリー、ローン移籍で経験を積んだカルバーリョといった選手が含まれている。
遠藤については「日本代表のワールドカップ予選に参加した後でプレシーズンの初めに戻ってくる。そうなれば6番で先発するだろう」と予想されているが、「彼は7月24日から8月9日に行われる(パリ)オリンピックにオーバーエイジとして選ばれる可能性がある」とパリ五輪参加の可能性についても言及されていた。そうなった場合にはMFステファン・バイチェティッチやMFカーティス・ジョーンズ、MFボビー・クラークらが代役候補となりそうだ。