バルサ118年の歴史で初! レガネス戦の先発でスペイン人選手がわずか1人と話題に
スペイン紙が育成に定評のある名門の“多国籍軍”化を特集
バルセロナは現地時間19日のリーガ・エスパニョーラ第23節レガネス戦、FWリオネル・メッシの2得点によって2-1で勝利した。この一戦でのスターティングメンバーについて、スペイン紙「マルカ」が“多国籍軍”化していたと報じている。
試合は開始早々の前半4分にメッシが先制弾を奪ったものの、後半26分にレガネスに追いつかれる苦しい展開に。ドロー濃厚と思われた同45分に獲得したPKをメッシが成功させ、なんとか本拠地カンプ・ノウで勝ち点3を確保した。辛勝したチームにあって、キックオフ時にピッチに立った11人に注目が集まっている。
GKはマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(ドイツ)、最終ラインにはサムエル・ウムティティ、ジェレミー・マテュー、リュカ・ディーニュという3人のフランス人とセルジ・ロベルトが配された。そして中盤にはイバン・ラキティッチ(クロアチア)、ラフィーニャ(ブラジル)、アンドレ・ゴメス(ポルトガル)、そして最前線はメッシ(アルゼンチン)、ルイス・スアレス(ウルグアイ)、ネイマール(ブラジル)の“MSN”トリオが並んだ。
メンバー的には現状のバルサだと十分に考えうる顔ぶれだが、スペイン人選手はセルジ・ロベルトただ1人。同紙が調べたデータによるとクラブの118年間、リーガでは約4250試合を戦ったなかで、スペイン人選手が1人だけだったのは初めてのケースだったという。
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