ソシエダ来日ゲーム、東京V24歳FWにスペイン紙注目「球際で素晴らしい技術を見せた」

東京Vでプレーする山見大登【写真:徳原隆元】
東京Vでプレーする山見大登【写真:徳原隆元】

東京VのFW山見大登が存在感と評価

 スペイン1部レアル・ソシエダは5月29日、国立競技場でJ1東京ヴェルディと親善試合で対戦し、2-0で勝利した。日本代表MF久保建英も先発出場で後半3分までプレーしたなか、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は東京Vの24歳FWを高く評価している。

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 久保は右サイドからドリブルや正確なスルーパスでチャンスを何度か演出するも、直接得点には絡まず。それでもソシエダは前半終了間際にMFウルコ・ゴンザレスのミドルシュートが決まって先制に成功した。

 1-0でハーフタイムを迎えたなか、久保は後半も引き続きピッチに登場したが、キックオフから2分あまりでMFミケル・ゴティとの交代を告げられた。

 ソシエダはその後、後半アディショナルタイムに途中出場のMFアルセン・ザハリャンが相手守備陣に囲まれながらもグラウンダーのミドルシュートをゴール左に流し込み、試合を決定づける追加点を奪い、2-0で勝利した。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「前半の主役は久保で、ボールを要求し、ドリブルを試みた」と凱旋した日本人レフティーに触れた一方、ノーゴールに終わった東京Vの中で24歳FW山見大登にも注目している。

「ラ・レアル(ソシエダ)の対戦相手は日本最高のチームではなかったが、闘争心があり、特にストライカーの1人である山見はスペースを探し、球際で素晴らしい技術を見せ、(スペイン人DFジョン・)パチェコに問題を引き起こした」

 昇格組の東京Vだが、スペイン紙の目にも印象に残った選手はいたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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