新体制リバプール、遠藤航も来季スカッド入りと専門メディア予想 新戦力候補は4人か
スロット新監督が来季指揮を執る
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、今シーズン冬に加入しユルゲン・クロップ監督体制のアンカーとして責務を全うした。来季の立場について、専門メディアの考察では残留する選手の1人として見られている。
アルネ・スロット新監督の来季就任がすでに決まっているリバプール。クロップ体制のラストシーズンは、プレミアリーグ24勝10分4敗、勝ち点82の3位フィニッシュとなった。冬の補強でドイツ1部シュツットガルトから電撃移籍を果たした遠藤は、公式戦42試合出場で2ゴール1アシストの成績を残している。
当初はプレミアの環境に慣れるまで時間を擁し、加入時30歳という年齢も相まって現地では遠藤への懐疑的な声もあった。しかし徐々にチームにフィットすると、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを1つ前のポジションへと導き、攻守両面でアンカーとしての地位を確立。最終節のエバートン戦でも90分フルで戦ったことがその信頼の証でもあるだろう。
リバプール専門メディア「Liverpool.com」は、「アルネ・スロットのリバプール陣容」を考察。すでに退団が決まっているジョエル・マティプとチアゴ・アルカンタラ、契約満了が迫るアドリアンなど来季スカッドから外れる選手をまずは紹介する。
一方で、新戦力候補4人(ヨハン・バカヨコ/ゴンサロ・イナシオ/テーン・クープマイナーズ/アレックス・マッカーシー)を加えた来季スロット政権のメンバーを想定。中盤のなかには、引き続き遠藤の名前も記載されている。
クロップ監督の下で、激動の半年を過ごした遠藤。新体制での陣容はさまざまな憶測が飛ぶなか、31歳の日本代表キャプテンの立場はどうなっていくのだろうか。
「Liverpool.com」のアルネ・スロット体制のリバプールメンバー予想は以下のとおり。
GK:アリソン・ベッカー/クィービーン・ケレハー/アレックス・マッカーシー
DF:トレント・アレクサンダー=アーノルド/コナー・ブラッドリー/カルヴィン・ラムゼイ/フィルジル・ファン・ダイク/ジョー・ゴメス/イブラヒマ・コナテ/ジャレル・クアンサー/ゴンサロ・イナシオ/アンドリュー・ロバートソン
MF:遠藤航/アレクシス・マック・アリスター/ドミニク・ソボスライ/カーティス・ジョーンズ/ハーヴェイ・エリオット/ライアン・フラーフェンベルフ/ボビー・クラーク/テーン・クープマイナーズ
FW:モハメド・サラー/ヨハン・バカヨコ/ダルウィン・ヌニェス/ディオゴ・ジョタ/コーディ・ガクポ
(FOOTBALL ZONE編集部)