遠藤航は「賢明な契約だった」 リバプール1年目に専門メディア合格点「不可欠な存在」
遠藤はリバプール1年目で公式戦43試合に出場
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、シーズン途中から定着したレギュラーの立場を最後まで守って加入1年目のシーズンを終えた。リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」はシーズン総評で、「賢明な契約だった」と合格点を与えている。
遠藤は昨夏にドイツ1部シュツットガルトから移籍金1900万ユーロ(約32億円)で加入。当初はポジション争いでアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターの後塵を拝していたが、負傷者が続出していた昨年末あたりから出場機会を増やすと、4-3-3のアンカーポジションでスタメンに定着し、最終的に公式戦43試合に出場して2得点をマークした。
リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」は、今季出場した選手のシーズンを10点満点で評価。キャプテンのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、イングランド代表DFジョー・ゴメス、イングランド人DFジャレル・クアンサーにチームトップタイの「9点」が付けられた。
そのなかで、プレミア初挑戦の遠藤は「7点」。「調子を上げるのに少し時間がかかったが、シーズン中盤にリバプールが本格的に調子を上げてきた時には不可欠な存在だった」と寸評を添えている。
「31歳となり、全盛期のファビーニョ(ブラジル代表MF/アル・イテハド)やロドリ(スペイン代表MF/マンチェスター・シティ)のレベルに達することはないだろうが、それでも中盤で安定したプレーをする選手としては、賢明な契約だったと言えるだろう」
なお、中盤でコンビを組んだマック・アリスターが「8点」。ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフ、イングランド人MFカーティス・ジョーンズは「7点」だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)