鎌田大地、“1年契約”は交渉難航の可能性? ラツィオ残留シナリオを伊指摘「クラブの判断」
去就が注目を集めている
イタリア1部ラツィオに所属するMF鎌田大地は、今シーズン限りでクラブとの契約が満了を迎えるため、その去就が注目を集めている。ラツィオ専門メディア「Noi Biancocelesti」は、鎌田が残留を希望することになっても、交渉が難航することを予想している。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出場機会が限定的だった鎌田だが、イゴール・トゥドール監督の就任後は中心選手として起用されている。
昨夏、ドイツ1部フランクフルトとの契約が満了になり、フリーでラツィオに加入した鎌田は、ラツィオと1年契約を結んだ。その契約には3年のオプションもついており、鎌田に契約更新を決断する権利があるという。
しかし、サッリ監督時代に苦しんだ鎌田は、長期契約を結ぶことにはためらいがあるようだ。記事では「シナリオは最もシンプルなものではない。鎌田は3年契約のオプションを行使するかもしれないが、同時に彼は契約についての条件見直しを求めるかもしれない。そこで問題となるのは、金額面ではなく、トゥドール監督のプロジェクトを見定めるための1年契約を結ぶかどうかだ」と指摘する。
「実際、鎌田は彼自身を来季、革命を目指すチーム内で『囚人』になることは望んでいない。鎌田から1年契約を提示された場合、それを受け入れるか、選手を手放すかはクラブの判断となる」
ラツィオではトゥドール監督の去就についても話題に上がっているが、鎌田はこのままイタリアにとどまることとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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