遠藤航は「非常に堅実」 64分間の働きに英及第点「先制点で役割を果たし、自信を深めた」
遠藤はトッテナム戦で後半19分までプレー
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は、現地時間5月5日に本拠地アンフィールドで行われたプレミアリーグ第36節トッテナム戦(4-2)で後半19分までプレーして存在感を示した。英メディアは「非常に堅実だった」と及第点を与えている。
リバプールは前半16分、遠藤の絶妙なサイドチェンジが左サイドのオランダ代表FWコーディ・ガクポへ渡ると、ガクポはカットインからクロスを供給。エジプト代表FWモハメド・サラーがファーサイドで反応してヘディングシュートを放ち、先制点を挙げた。
遠藤は前半40分には自陣ペナルティーエリア内で相手エースFWソン・フンミンが持ったところを素早く潰してカウンターへ。さらに、リバプールは前半45分、右サイドからのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスをスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが折り返し、サラーのシュートが弾かれたこぼれ球をロバートソンが押し込み、2-0とリードしてハーフタイムを迎えた。
後半に入ってもリバプールの勢いは止まらず。後半5分に敵陣でボールを奪ったMFハーベイ・エリオットのクロスからガクポがヘディングシュートで3点目を挙げると、同15分にはエリオットがペナルティーアーク後方から左足ミドル弾を突き刺して4点目。遠藤は4-0とした後半19分にお役御免となってピッチをあとにした。
データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、遠藤は64分間のプレーでボールタッチ51回、パス成功数44本中40本(成功率91%)、キーパス1回、ロングボール成功4本中3本、ドリブル成功数1回中1回、地上戦デュエル勝利数6回中2回、タックル1回、ポゼッションロスト5回、ファウル3回という成績だった。
英メディア「GIVE ME SPORT」は選手採点(10点満点)で「6点」をつけ、「中盤の底で非常に堅実だった」と言及。また、英紙「リバプール・エコー」も及第点の「6点」で「序盤では試合のペースに苦戦。しかし、先制点で重要な役割を果たし、自信を深めた」と評価していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)