モウリーニョ監督がチェルシーに皮肉発言も… コンテ監督「彼は“プレー”してきた」と冷静沈着

モウリーニョ監督が「チェルシーは素晴らしい守備的なチーム」と舌戦仕掛ける

 チェルシーは現地時間12日のプレミアリーグ第24節バーンリー戦で1-1のドローに終わった。その試合後の会見でアントニオ・コンテ監督が、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督お得意の舌戦には取り合わないと発言したと英公共放送「BBC」が伝えている。

 試合は前半7分、チェルシーが持ち前の素早いカウンターからFWペドロ・ロドリゲスが先制点をゲット。このまま勢いに乗るかと見られたが、同24分にバーンリーのMFロバート・ブレイディに鮮やかな直接FKを叩き込まれて同点に。試合はこのままスコアが動かず勝ち点1を分け合う形となった。

 コンテ監督は会見で「ピッチが狭く、ディフェンシブでロングボールを使ってくるチーム向きだった。我々の戦い方を壊してくるチームだった」と、バーンリーの抵抗に手を焼いたことを認めた。

 それと同時に触れたのはモウリーニョ監督の発言だ。11日のワトフォード戦後、逆転優勝の可能性を問われた知将は「正直言えば、私はそう思わない。なぜか? なぜならチェルシーはとても素晴らしい守備的なチーム。たくさんの選手、それも優秀な選手たちがうまく組織されて、とても上手く守っている」と返答。ただ「守備的」、カウンター型であることに多少の皮肉を込めた発言だった。

 

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