遠藤航が若手の模範に? 新リバプールで期待される“役割”を英指摘「ワタルに見守られる」
クロップ監督の後任にはスロット氏の就任が伝えられている
イングランド1部リバプールは2015年からチームを率いたユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任する。後任としてオランダ1部フェイエノールトのアルネ・スロット監督の就任で合意していると伝えられているなか、日本代表MF遠藤航は新体制でブレイクが期待される若手MFの模範として期待が懸けられている。
昨夏にドイツ1部シュツットガルトからリバプールに新加入した遠藤はシーズン中盤以降アンカーのレギュラーポジションを掴んだ。30歳でプレミアリーグ初挑戦から評価を右肩上がりに上げ、今やクロップ監督のサッカーに欠かせない存在となっている。
そんなクロップ監督は今季限りで退任となり、後任はフェイエノールトのスロット監督の就任が決定的とも伝えられている。新シーズンに、遠藤の立場がどのように変わるのかも大きな注目ポイントとなる。
リバプール専門メディアの「Dave OCKOP」は「アルネ・スロットの就任で恩恵を受けるリバプールの3選手」と来季に向けた特集を組み、FWダルウィン・ヌニェス、MFステファン・バイチェティッチ、FWコーディ・ガクポの3人をピックアップ。そのなかで、ブレイクが期待される19歳のバイチェティッチの飛躍には遠藤の存在が鍵になるのではと記されていた。
「もしもバイチェティッチが来季の開幕からチームにフィットすれば、スロットは彼の魔法でバイチェティッチを新たな世界屈指の守備的MFへと成長させるかもしれない。さらにこのスペイン人は、ワタル・エンドウに見守られることでリバプールにとってより強力な選手へと成長する可能性も秘めている」
経験豊富な遠藤がよきお手本となり、バイチェティッチのさらなる成長を促す可能性を現地メディアは指摘していた。クロップ監督の下で不動の存在となった日本代表キャプテンは、監督が代わっても重要な役割を担うことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)