FC東京がダービー苦境 2枚イエローで1人退場、ブーイング&チャント鳴る「負けられない」

安斎颯馬がイエロー2枚を受けて前半で退場に【写真:Getty Images】
安斎颯馬がイエロー2枚を受けて前半で退場に【写真:Getty Images】

2点を追う苦しい展開に

 FC東京は4月13日、J1リーグ第8節で東京ヴェルディと対戦。16年ぶりとなるJ1での東京ダービーとして注目を集めた一戦で2点を先制されたFC東京は、前半43分にFW安斎颯馬が2枚目の警告を受けて退場となる苦境に立たされている。

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 拮抗した試合のなか、前半26分にFC東京は安斎がエリア内でMF見木友哉を倒してPKを与えてしまう。この場面で安斎には1枚目のイエローカードが提示された。東京VはこのPKを決めて1点を先制する。さらに、その5分後にはショートカウンターからFW染野唯月に豪快なボレーシュートを決められ、リードを2点に広げられた。

 東京VがJ2にいる間も、2012年以降はJ1で戦い続けて来たFC東京にとっては、意地を見せたいところだが、前半43分に中盤のボールの争いのなかで安斎が、見木のボールを奪いに行ったところ、足の裏で見木をスパイクしてしまう。このプレーに小屋幸栄主審は安斎に2枚目となるイエローカードが出し、続けてレッドカードを示した。

 これによりFC東京は2点のビハインドに加え、数的不利も負うことになった。このまま試合は後半に突入。FC東京のゴール裏からはブーイングが上がり、「ヴェルディだけには負けられない」のチャントが歌われた。16年前に行われた最後の東京ダービーでも1-2と敗れているFC東京だが、東京ダービーの勝利に向けて厳しい状況に立たされている。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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