J2京都に早くも“闘莉王”効果! 韓国リーグ王者から大金星、闘将の存在感に相手選手も絶叫
変則マッチで京都がFCソウルに1-0勝利、闘莉王は気心知れた後輩と最終ラインを形成
元日本代表DF田中マルクス闘莉王が新加入したJ2京都サンガF.C.が韓国王者から“大金星”を挙げた。Kリーグ昨季王者のFCソウルとの練習試合(90分/45分1本目と2本目)では1-0勝利を挙げた。45分3本の変則マッチで闘莉王を含む京都の先発が全員交代となった3本目には3失点を喫したが、闘莉王加入効果をいきなり見せつけた。
2010年シーズン以来のJ1の舞台を目指す京都が打ち出す新機軸は強烈だった。鹿児島キャンプ中の国分グラウンドで行われた親善試合。FWダミヤノビッチら主力を先発に投入した韓国王者の強烈なプレッシャーを京都がはねのけた。
DF牟田雄祐、DF石櫃洋祐、DF本多勇喜ら名古屋グランパス時代の気心知れた後輩とピッチに立った闘将は存在感を見せた。相手のシュートをことごとく体を張ったスライディングで防ぐと、1-0リードで迎えた後半33分には右CKのチャンスで強烈なヘディングシュートを放った。
これは惜しくも相手GKの好セーブに阻まれたが、スタンドで観戦していたこの日出番のなかったFCソウルの選手ですら、思わず「タナカトゥーリオ!」と絶叫するほどのインパクトをピッチ上で発揮した。
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