スペイン1部セビージャ、鎌田大地獲りが浮上 今夏補強へ「第一候補」と伊メディア報道

ラツィオの鎌田大地【写真:Getty Images】
ラツィオの鎌田大地【写真:Getty Images】

ラツィオ鎌田大地の去就動向に新たな動きか

 イタリア・セリエAラツィオのMF鎌田大地の去就動向に関して、新たな動きが報じられた。イタリアメディアはスペインの現地メディアを情報源としてラ・リーガの強豪セビージャが獲得に興味を持っていることを報道。「補強の第一候補となるだろう」と見解を示している。

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 鎌田は昨季限りでドイツ1部フランクフルトを退団し、夏の移籍市場の最終盤でラツィオに加入。シーズン開幕当初はスタメン起用もあったが、徐々に出場機会から遠ざかった。すでに今季限りで退団する可能性が指摘され、最近では日本代表からも遠ざかっている。

 そんななか、伊メディア上では来季の去就動向を巡る新展開が注目されている。ラツィオ専門メディア「LA LAZIO SIAMO NOI」はスペインメディア「todofichajes」の情報として、同国1部セビージャが「彼の契約状況を注意深く監視している」と、今夏補強へ熱視線を注いでいる事実を伝えた。

 記事では「彼のシーズンは事実上失敗だったが、アンダルシア人たちは彼の資質を高く評価しており、中盤を強化するために彼に賭けたいと考えている」と、状況次第で本腰を入れる可能性に言及。同国メディア「lazio news24」でも「日本人MFは、来シーズンのアンダルシアチームの強化の第一候補となるだろう」と指摘された。

 セビージャの鎌田に対する関心は、これまでも度々浮上。フランクフルト時代の2022年6月には、UEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝の立役者となった日本人MFへの興味がスペインメディア上で報じられたものの、実現には至らなかった経緯があった。

 ラツィオはマウリツィオ・サッリ前監督が成績不振で辞任。イゴール・トゥドール新監督は鎌田について「走力もプレーの質もある完璧な選手。彼には私の好みにある重要な資質がいくつもあるし、前向きに捉えている」と高評価を下しており、評価が一変する可能性もある。

 ラツィオとの契約は今夏まで。契約延長オプションは行使されない見込みとされる一方、新体制でのパフォーマンス次第で去就動向に変化が生じる可能性も。残留か移籍か、今夏どのような決着に落ち着くだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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