前田大然の“猛プレス”「世界最高だと思う」 海外DF絶賛「彼を過小評価できない」
爆速スプリントで攻守に奮闘、セルティック同僚が称賛
スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は疲れ知らずのランニングとスピードを武器に森保ジャパンにも欠かせない存在となっている。3月21日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮戦(1-0)でも持ち前の爆速スプリントで存在感を示した“金髪”のストライカーをセルティックの同僚選手が称賛している。
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日本は国立競技場で北朝鮮と対戦。前半2分にMF田中碧が決めた電光石火の先制点がそのまま決勝点となり、1-0で勝利した。予選3連勝を飾っている。
左サイドで先発した前田は自慢のスピードを生かして最終ラインの背後を狙うプレーや積極的な仕掛けで好機を演出。また、守備にも労を惜しまず、高速プレスで相手の攻撃の芽を摘み取る場面もあった。トレードマークだったスキンヘッドから金髪の丸刈りへのイメチェンが注目を集めていたが、ピッチ上でも十分なインパクトを残した。
そんな前田をセルティックで同僚のスコットランド代表DFグレッグ・テイラーが絶賛していたようだ。スコットランド地元紙「デイリー・レコード」が同選手のコメントを伝えている。
「僕はダイゼンの大ファンだ。選手としての彼を過小評価することはないよ。彼は新鮮な空気のような存在だ。彼はいつでも一生懸命チームのために働き、少しでも多くのことに取り組もうとする。彼のプレスは本当に世界最高だと思う」
前田は今季リーグ戦で23試合4得点とゴール数は伸びていないが、今月10日に行われたSFAカップ準々決勝のリビングストン戦(4-2)ではハットトリックを達成。ゴール量産への機運も高まっている。前田と良好な関係を築いているというテイラーは「彼は多くの長所を持っているが、そこにゴールも加われば、今よりもずっと良くなるだろう」とさらなる活躍に太鼓判を押していた。