アーセナル冨安、代表ウィーク後の大一番マンC戦でCB起用の可能性「サリバと良好な関係」
3月12日のCLポルト戦でメンバー復帰
イングランド1部アーセナルは、インターナショナルウィーク明けの現地時間3月31日にプレミアリーグ第29節でマンチェスター・シティとの上位直接対決を控えている。負傷からの復帰が待たれる日本代表DF冨安健洋は、この試合でセンターバックとして起用される可能性が浮上している。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じた。
現在、アーセナルは勝ち点64でリバプールと並び、得失点差で首位に立っている。一方のシティは同63で3位。3チームが1ポイント差の中でひしめき合っているこのタイミングで直接対決を迎える。
敵地での大一番を前に、アーセナルはセンターバックで不動のレギュラーとして起用されているDFガブリエウ・マガリャンイスが負傷によってブラジル代表からの離脱が決定。DFウィリアム・サリバとのコンビは守備の要であり、同時にセットプレー時の得点源ともなるレフティーの欠場はあまりに大きな痛手となる。
今回の代表離脱は予防的なものであり、負傷は深刻なものではないと見られるが、万が一ガブリエウがシティ戦を欠場することになった場合の代役候補として、冨安の名前が挙げられていた。
「冨安は再びの活動休止期間を経て、チームに復帰している。代表チームで上手くやっている左センターバックとして起用される可能性はあるだろう。(ヤクブ・)キヴィオルがセンターハーフ(センターバック)としてスタメンに残る可能性はあるが、冨安とサリバはピッチ外でも良好な関係を築いており、ピッチ上でも実現できるはずだ」
冨安はふくらはぎの負傷によって戦線離脱し、アジアカップ以降は欠場が続いている。しかし、3月12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のベスト16第2戦ポルト戦でベンチ入りを果たしていた。最終ラインならどこでもプレーできる万能戦士の冨安にシティ戦で出番は回ってくるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)