J1京都×横浜FMで2人の一発退場 ファン困惑「DOGSO祭り」「面白いことになってる」

退場となった横浜FMのポープ・ウィリアム【写真:Getty Images】
退場となった横浜FMのポープ・ウィリアム【写真:Getty Images】

前後半でお互いに1人ずつ退場に

 3月17日に行われたJ1リーグ第4節で京都サンガF.C.と横浜F・マリノスが対戦。前半に京都、後半に横浜FMがそれぞれDOGSO(通称ドグソ/Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity/決定的な得点機会の阻止)で退場に。SNS上でも反響が広がっている。

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 先制した横浜FM は前半8分、MF植中朝日がカウンターパス1本で抜け出しGKク・ソンユンとの1対1に。この場面でうしろから京都DFアピアタウィア久が手をかけ倒してしまい、一発レッドで退場処分となった。

 3-2と横浜FMリードの展開で迎えた後半19分、裏へのパスに抜け出した京都DF福田心之助に対し、ペナルティーエリア外へ出て対応したGKポープ・ウィリアムと接触する。この接触でポープ・ウィリアムのファウルが取られ、DOGSOで同選手が一発退場になった。

 前半のアピアタウィア、後半のポープ・ウィリアムの両シーンともVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)チェックも行ったが判定は変わらなかった。

 DOGSOは以下4要件のすべてに該当する必要がある。

(1)反則とゴールとの距離
(2)全体的なプレーの方向
(3)ボールをキープまたはコントロールできる可能性
(4)守備側競技者の位置と数

 まさかの展開にSNS上でも「DOGSO祭り」「面白いことになってる」「怒涛の展開」「微妙なところ」「DOGSO案件多すぎ」「死闘」「厳しいんじゃないかな」といった困惑の声が上がっていた。

 激しさを増した試合は最終的に3-2で横浜FMに軍配。両チーム退場者を出す異例のゲームとなったが、アウェーチームが今季2勝目を挙げている。一方の京都はホームで今季2敗目となってしまった。

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