レアル、3冠の夢潰える! C・ロナウドが華麗な一撃も国王杯8強敗退、ジダン監督「もう少し時間あれば…」

 

セルタとの国王杯準々決勝第2戦は2-2ドローも、2試合合計3-4で敗れ大会制覇ならず

 レアル・マドリードは現地時間26日に行われたスペイン国王杯準々決勝セルタとの第2戦を戦い2-2のドロー、2試合合計スコア3-4で敗退が決まった。地元紙「マルカ」は「3冠の夢に別れを告げた」と報じている。

 サンチャゴ・ベルナベウでの初戦を1-2で落としたレアルは、この日の敵地エスタディオ・パライドスでの試合で勝利が不可欠となった。しかし前半44分に左サイドを崩されると、ゴール前でFWヨン・グイデッティを完全にフリーにしてしまう。一度はGKキコ・カシージャが防いだものの、カバーに遅れて戻ったDFダニーロに当たってゴールラインを越えてしまい、先制点を許した。

 後半17分、エースFWクリスティアーノ・ロナウドがゴール右約25メートルの位置からの直接FKをファーサイドに突き刺すビューティフルゴールが生まれたが、同40分にセルタの軽快なパス回しに守備陣が翻弄されると、最後はMFダニエル・ヴァスに流し込まれ、痛すぎる2点目を喫した。終了間際にはMFルーカス・バスケスが一矢を報いたものの時すでに遅し。2013-14シーズン以来の国王杯制覇は霧散した。

 レアルびいきの同紙は「セルタが第1戦の勝利で見せた勇敢なスタイルを、この日も最後まで見せて仕事をしきった」とセルタの奮闘を称えるとともに、レアルがこの日はドローながらも「レアルの直近の4試合で3試合の“敗北”を喫した」と、国王杯敗退を事実上の負けとして捉えている。

 

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