サウサンプトン吉田、リーグ杯8強でリバプールに1-0勝利! クラブ初タイトルを懸け38年ぶりの決勝進出
先発出場の吉田、リバプール戦2試合2-0勝利と連続完封
日本代表DF吉田麻也所属のサウサンプトンがリーグカップ準決勝第2戦の敵地リバプール戦で1-0の勝利を収めた。2戦合計2-0とし、38年ぶりとなる決勝進出を決めた。悲願のクラブ初タイトルを懸けてハル・シティとマンチェスター・ユナイテッドの勝者と対戦する。
サウサンプトンは今冬に前主将DFフォンテがウェストハムへ移籍し、キャプテンを引き継いだDFファン・ダイクもレスター・シティとのリーグ戦で左足を負傷して戦線離脱。センターバックが手薄な状態で、事前の予想通り吉田と22歳のDFステファンズがコンビを組んだ。
第1戦を0-1で落としていたリバプールのFWスターリッジ、MFコウチーニョら自慢のアタッカー陣を中心にサウサンプトンゴールに襲いかかった。後半8分にはリバプールMFエムレ・ジャンの強烈なミドルシュートをGKフォースターがファンブルして背後にボールを反らすも、長い手を伸ばしてゴールラインギリギリのところで掻きだす気迫の守備で失点を防いだ。
試合が動いたのは試合終了間際の後半アディショナルタイム1分。カウンターから抜け出したサウサンプトンFWロングが右足のシュートでネットを揺らした。リバプールに反撃する時間は残っていなかった。
吉田もフル出場で完封勝利に貢献した。第1戦に続き、強豪リバプール相手に2連勝とチームは勢いに乗っている。
サウサンプトンがリーグカップ決勝に駒を進めるのは実に38年ぶり。優勝となればクラブ史上初の快挙となる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1