PK戦の末に4強で敗退

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間2月27日、スペイン最古のカップ戦である国王杯（コパ・デル・レイ）準決勝セカンドレグ・マジョルカ戦で延長戦を含めて104分間プレーした。試合はPK戦の末に敗れて4強敗退が決定。そのなかで、スペインメディア「futbol fantasy」はマジョルカ戦において負傷していたことを伝えた。

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　ファーストレグは0-0だったため、勝利すれば決勝進出できるという一戦。後半5分、先制したのはマジョルカだった。反撃を図るソシエダは負傷から復帰したFWミケル・オヤルサバルが後半18分からピッチへ。すると、同26分に久保からMFブライス・メンデスがつなぎ、最後はオヤルサバルが決めて同点に追い付いた。1-1のまま試合は延長戦へ突入。死闘を演じるなかで、久保は延長前半14分に交代となった。このまま延長戦も終了して決着はPK戦。だが、ソシエダは1人目のキッカー・オヤルサバルが失敗に終わり、4-5で敗れた。

　そのなかで、同メディアは久保がマジョルカ戦で「若干の負傷を負って試合を終えた」と報道。だが、29日に行われた練習では「完全回復していた」と、問題なく合流したことを伝えた。

　3月2日にはラ・リーガ第27節セビージャ戦が控えているが、万全の状態で迎えられるのか注目される。