南野拓実、2月のクラブ月間MVPに選出! アジア杯後の過密日程も1G1Aで今季2度目
アジア杯後も好調でチームの勝利に貢献
フランス1部ASモナコの日本代表MF南野拓実が2月のクラブ月間MVPに選出された。南野は2月11日のリーグ・アン第21節ニース戦(3-2)でアシストをマークし、25日に行われたリーグ・アン第23節RCランス戦(3-2)でも1ゴールを含む2得点に絡む活躍を見せた。数字上は1ゴール1アシストだが、PKやオウンゴールを誘発するなど勝利に貢献。アジアカップから合流後、好調を維持している。
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カタールで開催されていたアジアカップに日本代表として参加していた南野は、3日に行われた準々決勝のイラン戦(1-2)も後半22分から途中出場するも、敗退後すぐにクラブへ帰還し、現地時間4日のリーグ・アン第20節ル・アーブル戦(1-1)で途中出場する異例なスケジュールで2月をスタート。8日に行われたクープ・ドゥ・フランス(フランスカップ戦)ラウンド16でFCルーアン(4部相当)との一戦でも先発し後半16分までプレー。過密日程のなか、11日のニース戦でもスタメンを飾ってアシストをマークした。
この試合では危険なタックルを受けるも、続くトゥールーズ戦(1-2)でも先発、そしてランス戦では、1-0とリードした展開で前半30分、FWウィサム・ベン・イェデルが相手ペナルティーエリア内で切り返しから放ったシュートのこぼれ球に素早く反応。相手GKブライス・サンバの手に当たってゴールインしたためオウンゴールとなったが、チーム2点目をもたらした。2点リードを幸先良く奪ったモナコだったが、その後追い付かれると、後半アディショナルタイム2分、南野は右サイドをドリブルで持ち運び相手ペナルティーエリア内へ進入。シザースフェイントからカットインすると、左足で強烈な一撃をネットに突き刺した。
過密日程でもハイパフォーマンスを維持していた南野はクラブの月間MVPに選出。今季は8月に続いて2度目。クラブは公式サイトでファン投票により「80%以上の票を得た」と発表。特にランス戦についてモナコは「右サイドの守備でも価値があることが証明され、ロシア人のパートナーから『カフー』というあだ名が付けられるほどだった」と、攻撃以外でも献身的な守備も評価した。ランス戦では「日本人のマスタークラスの活躍のおかげで3ポイントを獲得。2月の月間MVPのタイトルを獲得するのは不合理ではない」と称賛されていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)