柴崎の移籍先候補ラス・パルマス、元バルサのクロアチア代表MFと合意間近

 

名門ディナモ・ザグレブで16歳102日のクラブ史上最年少デビューを果たした逸材

 鹿島アントラーズMF柴崎岳の移籍先として浮上しているラス・パルマスが、元バルセロナのクロアチア代表MFアレン・ハリロヴィッチ獲得に動いていることが分かった。イタリアサッカー情報サイト「ジャンルカディマルツィオ・コム」などが報じている。

 ハリロヴィッチはクロアチアの名門ディナモ・ザグレブで、2012年に16歳102日というクラブ史上最年少デビューを果たした逸材。14年にはバルセロナに5年契約で引き抜かれて大きな注目を集めた。しかし、バルサではBチームでプレーした後に、昨季はスポルティング・ヒホンへ期限付き移籍。昨夏にハンブルガーSVに完全移籍していた。

 レポートによれば、ラス・パルマスはハリロヴィッチとの獲得交渉を進めており、150万ユーロ(約1億8000万円)で今季終了までのローン契約締結が合意間近だという。そして、契約には500万ユーロ(約6億円)での買い取りオプションが付く模様だ。初挑戦のブンデスリーガでもここまで6試合の出場にとどまっているハリロヴィッチ。またも壁に直面している20歳は母国への移籍で復活を目指すことになりそうだ。

 そして、ハリロヴィッチの移籍は柴崎の去就にも影響を及ぼすことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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