リバプール遠藤航、控え→レギュラーの成長軌跡を英記者評価「ヒーローの1人」
遠藤が先発したリーグ戦でチームは9勝2分
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航はユルゲン・クロップ監督の下でスタメン出場を続けており、チームに欠かせない存在として定着してきた。英紙「デイリー・メール」は、「遠藤は今季のリバプールのヒーローの1人だ」とその活躍を称賛している。
遠藤は昨夏にドイツ1部シュツットガルトからリバプールに電撃移籍。徐々に適応を見せた昨年末あたりから出番を増やし、今やアンカーポジションのファーストチョイスとなった。アジアカップでの離脱もありながら、公式戦27試合に出場して2得点を挙げている。
ジャーナリストのアーデム・パテル氏は、「デイリー・メール」紙で「遠藤航は今季のリバプールにおける思いもよらないヒーローの1人となった」と遠藤の成長について記している。
「夏にブンデスリーガからやってきた直後は不安定なスタートだったが、その後にユルゲン・クロップの下でレギュラー選手になった。クロップ監督も彼のインパクトの大きさについて常々言及している。彼が先発したプレミアリーグの11試合で、リバプールは9勝2分。アンフィールドでは負傷者続出の危機的状況が起きているなか、この日本代表は日曜日に行われるチェルシーとのEFLカップ(リーグカップ)決勝にも出場するだろう。彼はウェンブリーでの勝利が『目の前にあるチャレンジに向けてさらなるエネルギーを与える』と主張している」
加入直後こそ獲得を疑問視されるようなネガティブな批判もあった遠藤だが、今ではそのような声がほとんど聞かれなくなった。プレミアリーグだけでなく、国内の2つのカップ戦とヨーロッパリーグのすべてでタイトル獲得の可能性を残すチームの”ヒーロー”として高く評価を確立していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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