三笘襲った危険タックルと「同じ」 ホルゲートの“瓜二つ”退場前科に海外驚き「似た反則」

エバートン在籍時のメイソン・ホルゲート【写真:Getty Images】
エバートン在籍時のメイソン・ホルゲート【写真:Getty Images】

ホルゲートが犯した過去の退場シーンに注目

 イングランド1部ブライトンMF三笘薫がプレミアリーグ第25節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)で受けた悪質タックルの余波が拡大するなか、海外メディアは一発退場となったDFメイソン・ホルゲートが犯した過去の退場シーンに注目。「似たような反則をした事実が明らかになった」と驚きを持って報じている。

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 シェフィールド戦で先発した三笘は前半11分、左サイドでドリブル突破を仕掛けたところでホルゲートに足裏を向けた激しいタックルを見舞われた。主審はホルゲートへイエローカードを提示したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。オンフィールドレビューで確認された結果、ホルゲートは一発退場となった。

 スロー映像からはボールとは関係のないチャレンジで、悪質性の高いタックルだったことが判明。各方面で批判の声が噴出したなかで、韓国紙「スポーツ朝鮮」はホルゲートが3年前にも同じように足裏での危険タックルで一発レッドを提示されていた場面に脚光を当てている。

 三笘へのファウルと比較されたのはエバートン時代の2021年に起きた退場劇だ。トッテナムとのリーグ戦でホルゲートは、自陣でのルーズボールを競り合った際、MFピエール・エミール・ホイビュアのふくらはぎへ足裏タックルを見舞った。主審は一度警告を提示もVARが介入。オンフィールドレビューの結果、一発レッドに変更された。

 危険タックルと判定が下された流れは瓜二つ。「スポーツ朝鮮」紙は「かつてトッテナムMFホイビュアにも似たような反則をした事実が明らかになった。2021年11月『ソン・フンミン所属チーム』トッテナムとの一戦で似たような足の高さでタックルをして退場になった」と伝えている。

 ホルゲートの危険プレーに対しては、エバートン時代の元同僚FWジェラール・デウロフェウ(ウディネーゼ)が厳罰を求める声を発するなど物議に発展。一方、ホルゲートはSNSを通じて人種差別被害を受けていることを明らかにし、余波が広がっている。

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